熱中症の応急処置 ― FIRST AID ―
本アプリで熱中症が疑われることが判定されたり、明らかに熱中症の症状がある場合には、応急処置(First Aid)を行いましょう。
水分と塩分を摂取して様子をみても(15~30分間)、いつもの本人のような元気が戻らない場合には、医療機関に救急搬送しましょう。
30分待たずとも、数分であっても状態が悪化してきたり改善しそうもないと思われた場合は、ためらわずに医療機関へ救急搬送しましょう。(応急処置で改善しない場合には、熱中症以外の病気の可能性も疑えます)
Ⅱ度かⅢ度かの正確な判断は医療機関で行います。本アプリでⅠ度以上の判定が表示されたら、できるだけ早く近くの医療機関に行き、適切な治療を受けましょう。
応急処置
- ナトリウム入りの飲料(ナトリウムを100mlあたり40~80mg含んでいる飲料)や経口補水液を服用しましょう
- 凍ったペットボトル飲料や氷のうで、首の両脇、脇の下、大腿の付け根の前面に当てて皮膚のすぐ近くにある太い血管を冷やしましょう
- 冷房のある部屋や風通しのよい日陰等、涼しい場所に移動しましょう
- 露出させた皮膚に冷水をかけて、うちわや扇子、扇風機、ノートなどで扇いで身体を冷やしましょう
- 襟元、袖口、ベルトをゆるめ、靴や靴下を脱いで身体から熱を放散させましょう